現在、各省庁間で共通的に利用できるデーターべースが総務庁において開発され、ネットワークを介して提供されている。このネットワークは、総務庁のホスト・コンピュータに構築されている共通データーべースに、専用回線を介してダイレクトに接続されたターミナルからアクセスするという、メインフレーム型のものである。ターミナルのほとんどは各省庁の本省庁部局に設置されており、いくつかの省庁のコンピュータとホスト間接続されている。霞が関WANとの関連に関して、このデーターべース・ネットワークは、情報インフラとしてではなく、むしろ、霞が関WANを介して利用できるコンテンツとして考慮されるべきであろう。以下のような事項を検討することが必要である。